Landgraff DODのコピーを作ってみた
こんばんは、白米のおともです。
ふと「そうだ、ギターのエフェクター作ろう」と思ったので作ってみました。 フランジャーが欲しかったんですが、回路を自分で組まなきゃいけない感じだったので、 まずは入門としてたくさん回路が落ちていることで有名なLandgraff Dynamic Overdriveを自作してみることにしました。
目次
レイアウト
レイアウトはSHA-KEさんのを中心にいろいろつまみ食いして作成しました。 末尾の参照ページにまとめておきます。
材料
まぁまぁ本物に忠実に材料を集めてみました。 一部抵抗だけ手元にあった金属皮膜抵抗を使っています。
タンタルコンデンサは使おうか迷ったのですが、代替品を何にすればいいか迷いに迷ってわからなくなって結果本物に忠実にタンタルを使いました。 あと電源部分にはOSコンがいいとの記事を発見したので、OSコンを使ってみました。 インピーダンスが下がって応答が早くなるのと、ノイズの低減につながるそうです。 BOXコンデンサはWIMAと迷いましたがここは多数派のAVXをチョイスです。
線材はお守りとしてベルデンの8503を使用しています。
作成
以下の手順で行っていきます。
- ケース加工
- 基盤加工
- 部品取り付け
1. ケース加工
ビニールがかぶっている状態で穴の位置を決めていきます。
そしてポンチで穴を開けていき、リーマーで拡張して完成です。 思っていた以上に加工しやすかったです。 今まで面倒くさそうだからやらなかったけど、これからはどんどん加工していきたい。
2. 基盤加工
レイアウトを見つつ仮配置をして、配線を基盤に書いていきます。 この時表面にしか書かなかったんですが、裏面にも書いておけばよかったなと思いました。 (結局配線しながら書き足した。)
3. 部品取り付け
最初余裕を持って配線しすぎたために閉まらなくなってしまったので、あとから線を短くいろいろ調整しました。
まぁ何となくこんな感じで収まりました。
まとめ
今回はLandgraff DODのコピーを作成しました。
基板上の部品配置を確認する前にケース加工から始めるというとち狂ったことをしてしまったため、 収納時に「あっ。。。」と冷や汗をかく場面もありましたが、なんとかスッキリケースに収めることができました!!!
今回初めて一発で音がならないということを経験し、かなりデバッグ能力が向上したように思います。 本当にだめな部分がわからなさすぎて、自分で回路図を書き写すなどもしたので本当にいい勉強になりました。
そして自分で作ったエフェクターを通してギターの音を聞いたときの感動も忘れられません。 なんかもうすごく上手な人になった気分です(*´ω`*) もっと練習しようと思いました。
とにかく簡単だし、音色も2つ作れてお得なLandgraff DOD! 今度はダイオードの音色選定をもっとこだわってみたいと思います。 あと空中配線で実現してみたい。。。
参考ページ
☆Landgraff DOD(レイアウト公開!!!)☆ - SHA-KE'S Blog ※ギター改造と自作エフェクター※